【掛け替えのない】 弓を引く際に用いる革の手袋、「弽(かけ)」は他に替えようのない「弽替えのないもの」であることに由来
【的を射た】 「的を得た意見」などの言い回しで使われがちですが、正しくは「的を射た」。読んで字のごとく、弓道の的を射る動作が語源
【筈がない】 「そんな筈がない」の「筈」は、矢の末端にある切り込み部分でここに弦を番(つが)える。「矢筈」が語源。矢筈が弓の弦に合わないと上手くいかないため、「筈が合わない」となった。
【図星】 「ピタリと言い当てる」という意味で使われる。「図星」は弓道の的、中心部分のこと。その中心を矢で射抜く様子が語源
【満を持す】 充分に準備を整えて機会を待つこと。弓を目一杯に引き絞り、矢が離れる機会を待つ状態から由来。